2 主なメディアの利用時間帯 「テレビ(リアルタイム)視聴」、「テレビ(録画)視聴」、「インターネット利用」、「新聞閲読」 及び「ラジオ聴取」について、1 日のどの時間帯にどれぐらいの割合の人が利用したか、全年代の 時間帯別の行為者率の推移を示したものが図表 4-2-5-2 である。 「テレビ(リアルタイム)視聴」については、平日、休日ともに朝及び夜の時間帯の行為者率が 高くなっており、12 時台についても、他の日中の時間帯と比べて若干高くなっている。 「インターネット利用」については、平日は、7時台から23時台まで20%を超える行為者率で 推移しており、特に12時台は、1日の中で行為者率が高くなる21時台や22時台に次いで高い行 為者率となっている。「新聞閲読」については、平日、休日ともに朝の時間帯の行為者率が高く なっており、平日の「ラジオ聴取」についても、朝の時間帯の行為者率が高くなっている。 図表 4-2-5-2 主なメディアの時間帯別行為者率 (%) %) 〈平日〉 〈休日〉 4 3 2 1 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 テレビ(リアルタイム)視聴 テレビ(録画)視聴 ネット利用 新聞閲読 ラジオ聴取 4 3 2 1 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 0 10 20 30 40 50 60 0 10 20 30 40 50 60 (出典)総務省情報通信政策研究所「令和 2 年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」 3 機器別のインターネット利用時間と行為者率 ●インターネット利用は、10 代及び 20 代の「モバイル機器」による平均利用時間が長く、特に休 日で大きく増加 機器別のインターネット利用時間と行為者率を示したものが図表 4-2-5-3 である。 インターネット利用の平均利用時間は、全年代では、平日、休日ともに「パソコン」、「モバイル 機器」及び「タブレット」のいずれも増加している。特に「モバイル機器」によるインターネット 利用は、平日、休日ともに平均利用時間が100分を超えている。行為者率についても、平日、休 2 ICT サービスの利用動向 令和 3 年版 情報通信白書 2 337 ICT4