②透明性の高い経営管理の効果
第2-1-25図は、「製品・商品・サービスの原価構成・利益の把握」への取組状況別に価格転嫁の状況を見たものである。「取り組んでいる」事業者
は「取り組んでいない」業者に比べて、価格転嫁が進んでいることが分かる。原価をベースとした適切な値付け、原価をエビデンスとした価格交渉等により価格転嫁が進んでいる可能性がある。
第2-1-25図 価格転嫁の状況(製品・商品・サービスの原価構成・利益の把握への取組状況別)
| 取組状況 | 75%以上 | 50%以上~75%未満 | 25%以上~50%未満 | 0%超~25%未満 | 価格転嫁できなかった |
|---|---|---|---|---|---|
| 取り組んでいる (n=18,400) | 13.5% | 11.4% | 12.7% | 45.9% | 16.5% |
| 取り組んでいない (n=2,888) | 8.0% | 7.5% | 10.7% | 45.0% | 28.8% |
Stacked bar chart showing the percentage of companies that successfully passed on price increases, categorized by whether they are working on cost structure and profit management. The chart compares '取り組んでいる' (n=18,400) and '取り組んでいない' (n=2,888) groups across five price increase categories.
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1. 製品・商品・サービスの原価構成・利益の把握について、「取り組んでいる」は「十分取り組んでいる」、「ある程度取り組んでいる」と回答した事業者の合計。「取り組んでいない」は、「ほとんど取り組んでいない」、「あまり取り組んでいない」と回答した事業者の合計。
2. ここでの価格転嫁の状況とは、過去1年間における製品・商品・サービスの生産や製造、あるいは提供等にかかる費用全体の変動分について、どの程度、販売価格に転嫁できたか聞いたもの。価格転嫁の状況について、「転嫁不要」、「分からない」と回答した事業者を除く。