第2-2-55図は、直近5年間程度のM&Aの実施状況別に、5年間のスケール変動状況を見たものである。これを見ると、「買収した」と回答し
た事業者は、「買収していない」と回答した事業者よりも、スケールアップを実現している割合が高いことが分かる。
第2-2-55図 スケール変動状況(M&Aの実施状況別)
| M&A実施状況 | サンプル数 | スケールアップ | 横ばい・スケールダウン |
|---|---|---|---|
| 買収した | n=1,441 | 30.3% | 69.7% |
| 買収していない | n=19,824 | 12.6% | 87.4% |
Stacked bar chart showing scale change status by M&A implementation status. The chart compares 'Scale Up' (blue) and 'Horizontal/Scale Down' (orange) percentages for two groups: 'Acquired' (n=1,441) and 'Not Acquired' (n=19,824).
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1.組織形態について「法人」と回答した事業者に聞いたもの。
2.ここでの「M&Aの実施」とは、直近5年間程度において、他社又は他社事業を買収することを指す。なお、ここでの「他社の買収」とは議決権過半数に当たる株式を取得することを指し、「他社事業の買収」とは事業譲受のことを指す。いずれも有償・無償かは問わない。
3.ここでの「買収していない」は、「買収していない(買収意欲はある)」、「買収していない(買収意欲はない)」と回答した事業者を合計したもの。
4.5期前と今期見通しの売上高を比較して、第2-2-6図の売上高区分を基に、上方遷移した場合を「スケールアップ」、スケールの変動がない場合又は下方遷移した場合を「横ばい・スケールダウン」と定義している。