以上で、ボリュームごとに容量を制限する手順は完了です。
共有フォルダーを作成するときに、共有フォルダー作成画面で「ドライブ領域」に作成したボリュームを指定することで、使用容量を制限できるようになります。
メモ:
- • ボリュームのサイズは、手順7のボリューム一覧画面で変更するボリュームをクリックして表示された画面で、後から拡張することもできます。
- • LVMボリュームのマウントに失敗したときは、本製品を再起動してください。症状が改善しない場合は、LVMボリュームを削除し、もう一度作成してください。LVMボリュームを削除すると、ボリューム内のデータはすべて削除されます。あらかじめバックアップをとってからLVMボリュームを削除してください。
本製品をiSCSIで操作する
はじめに
iSCSIとは
iSCSIとは、「Internet Small Computer Systems Interface」を省略した名称で、SCSIコマンドをTCP/IPプロトコルでカプセル化することで、ネットワーク(LAN)上にのせてデータ通信ができるようにした規格です。iSCSIとしてイーサネット(LANケーブル)で接続するとパソコンやサーバーのローカルドライブとして認識されます。
設置場所が自由:
USBドライブと同じようにローカルドライブとして認識されますが、ネットワーク接続のためUSBドライブのように使用するパソコンやサーバーのそばに置く必要はありません。
ローカルドライブとして使える:
ローカルドライブとして認識されるため、OS標準の機能やソフトウェアがそのまま使えます。(フォーマット形式もWindowsからNTFSフォーマットが行えます)
NASの場合はデータ転送方式が異なるため、対応できないソフトウェアがあります。
NASとiSCSIの違い
iSCSIの使用法:
サーバーはiSCSI接続ドライブに共有フォルダー作成、パソコンはサーバーの共有フォルダーへアクセスします。
- • Windowsサーバーからローカルドライブとして利用できます(クライアントからはサーバー経由でアクセス)。
- • Windowsサーバーで利用できるActive Directoryなどのアクセス制限機能をそのまま使用できます。
- • ブロック単位のアクセスなので、フォーマット形式に依存するデータベースなどのソフトウェアでも利用できます。
NASの使用法:
サーバー、パソコンともにNAS上の共有フォルダーに直接アクセスします。
- • 手軽に共有フォルダーを作成、利用できます(別途サーバーが不要)。
- • クライアントからファイル単位で直接アクセスできます(フォーマット形式は「XFS」)。
- • セルフバックアップ機能で自動バックアップに対応しています。
ネットワーク構成の検討
iSCSIドライブの利用には、Gigabit(10GBASE-Tまたは1000BASE-T)ネットワーク環境での利用をおすすめします。可能な限り、Gigabitネットワーク環境を整備して接続するようご検討ください。100BASE-TX以下のネットワーク環境では、回線の転送速度が遅いため、十分なパフォーマンスが発揮されません。また、転送速度はネットワーク上のトラフィックに大きく影響されます。本製品との接続は、通常のLANとして使っている