第2-2-46図は、設備投資の目的について、スケール変動状況別に見たものである。これを見ると、「スケールアップ」の事業者は、「横ばい・スケールダウン」の事業者と比べ、「生産能力・販
売能力の強化」、「生産拠点の増設」と回答した割合が高いことが分かる。このことから、生産・販売能力の強化を目的とした設備投資が、スケールアップの一助となっていることがうかがえる。
第2-2-46図 実施した設備投資の目的(スケール変動状況別)
| 目的 | スケールアップ (n=1,415) | 横ばい・スケールダウン (n=8,239) |
|---|---|---|
| 設備の更新・維持 | 39.0% | 46.0% |
| 生産能力・販売能力の強化 | 27.3% | 23.8% |
| 生産拠点の増設 | 12.4% | 5.9% |
| 新製品・新規事業の開始 | 7.0% | 10.1% |
| デジタル化への対応 | 5.9% | 5.3% |
| 製造・販売プロセスの合理化・省力化 | 2.0% | 2.7% |
| 省エネ・脱炭素化への対応 | 1.3% | 1.6% |
| 製造・販売コストの削減 | 1.3% | 1.9% |
| その他 | 3.7% | 2.8% |
Horizontal bar chart comparing the purposes of equipment investment between 'Scale Up' (n=1,415) and 'Flat/Scale Down' (n=8,239) groups. The chart shows percentages for various purposes such as equipment update, production capacity strengthening, and new product development.
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1. 直近5年間程度に設備投資を実施したと回答した事業者聞いたもの。なお、設備投資を複数回実施している場合は、最も投資額が大きかった設備投資の目的について聞いている。
2. 5期前と今期見通しの売上高を比較して、第2-2-6図の売上高区分を基に、上方遷移した場合を「スケールアップ」、スケールの変動がない場合又は下方遷移した場合を「横ばい・スケールダウン」と定義している。