事例:神戸地域におけるGX支援ネットワーク
兵庫県神戸地域では、兵庫県や神戸市、神戸商工会議所をはじめとする支援機関・金融機関等が、近畿経済産業局と近畿地方環境事務所と共に、地域の中小企業のGXを推進するための体制構築を開始した。
そこでは、カーボンニュートラルの実現に向けた各取組段階(知る・測る・減らす・続ける)に対応する各機関の施策 79 の整理を行った上で、神戸市内の中小企業によるCN課題ピッチ 80 とそれを踏まえた経営課題解決の糸口を探るネットワークイベント等を実施することで、企業ニーズに対応した支援提案や支援機関同士の連携を更に深める必要性を共有する機会となった。
本ネットワークをきっかけに、複数の支援機関による共同でのワークショップの開催や、地域の中小企業への伴走支援を通じた支援提案等につながっており、GXの取組を進めようとする中小企業を地域で支える支援機関同士の情報交流の活発化と、支援事例の蓄積が進んでいる。
コラム 1-2-1 ③図 神戸GX支援ネットワークの構築体制
神戸GX支援ネットワーク体制(イメージ)
神戸商工会議所
商工会・商工会議所
(公財)こうべ産業・就労支援財団
(令和7年4月に(公財)神戸市産業振興財団より名称変更)
兵庫県、神戸市
各自治体
産業支援センター
地域銀行・信用金庫・信用組合等の地域金融機関
・三井住友銀行
・みなと銀行
・信金中金神戸支店
・日本政策金融公庫神戸支店
・ひょうご環境創造協会
・こうべ環境フォーラム
・ワット神戸
・(株)みのりアソシエイツ
その他CNの促進に資する
サービスを提供する
団体・民間企業等
協力機関
・(独)中小企業基盤整備機構
・近畿経済産業局
・近畿地方環境事務所
■地域の実態に応じたきめ細やかな情報提供
■各支援機関の役割の見える化
地域内の中堅・中小企業
資料:近畿経済産業局作成
79 各支援機関等の施策の詳細については、近畿経済産業局「近畿経済産業局における 中堅・中小企業の面的GX支援プロジェクト」(p.14)を参照 ( https://www.kansai.meti.go.jp/5-1shiene/mentekishien.pdf )。
80 「CN課題ピッチ」とは、一般的なセミナー等に見られる支援機関から中小企業への一方向の情報提供ではなく、中小企業が支援機関に対して自社の課題をCNの観点から発表し、その個別課題に対して支援機関が質問を行いながら、課題に対応し得る支援施策を提示するという双方向のピッチイベント。