第2-1-62図は、社内コミュニケーションの円滑度合い別に直近3年間で採用した従業員の定着状況を見たものである。これを見ると、社内コミュニケーションが「円滑である」事業者の方
が、定着率「7割以上」の割合が高いことが分かる。円滑な社内コミュニケーションによる、組織の風通しの良さ、心理的な働きやすさが従業員の定着につながっている可能性がある。
第2-1-62図 従業員の定着状況(社内コミュニケーションの円滑度合い別)
| 円滑度合い | 7割以上 | 3割以上7割未満 | 3割未満 |
|---|---|---|---|
| 円滑である (n=16,271) | 53.5% | 33.0% | 13.5% |
| 円滑でない (n=2,316) | 39.5% | 40.6% | 19.9% |
Stacked bar chart showing employee retention rates by communication smoothness. The chart compares '円滑である' (n=16,271) and '円滑でない' (n=2,316) groups across three retention categories: 7割以上 (blue), 3割以上7割未満 (orange), and 3割未満 (red).
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1.社内コミュニケーションの円滑度合いについて、「円滑である」は「非常に円滑である」、「ある程度円滑である」と回答した事業者の合計。「円滑でない」は「全く円滑ではない」、「あまり円滑ではない」と回答した事業者の合計。
2.社内コミュニケーションの円滑度合いについて、「経営者のみで経営している」と回答した事業者は除く。
3.従業員の定着状況は、直近3年間で従業員を「採用した」と回答した事業者に対し、直近3年間で採用した従業員の定着割合を聞いたもの。ここでの、直近3年間で採用した従業員の定着割合における「3割以上7割未満」は、「3割以上5割未満」、「5割以上7割未満」と回答した事業者の合計。