②経営者のリスクリングの効果
第2-1-72図は、経営者のリスクリングへの取組状況別に売上高の変化率(中央値)と付加価値額の変化率(中央値)を見たものである。これを見ると、「取り組んでいる」事業者は「取り組んで
いない」事業者に比べて、両指標とも高い水準で増加していることが分かる。この調査結果から一概にはいえないが、経営者のリスクリングの取組が自社の成長に寄与することが示唆される。
第2-1-72図 売上高、付加価値額の変化率(経営者のリスクリングへの取組状況別、中央値)
(1)売上高の変化率(中央値)
| 取組状況 | 中央値 (%) |
|---|---|
| 取り組んでいる (n=6,657) | 8.7 |
| 取り組んでいない (n=10,916) | 5.7 |
Horizontal bar chart showing the central value of sales growth rate by risk ring participation status. The chart compares '取り組んでいる' (n=6,657) at 8.7% with '取り組んでいない' (n=10,916) at 5.7%.
(2)付加価値額の変化率(中央値)
| 取組状況 | 中央値 (%) |
|---|---|
| 取り組んでいる (n=6,030) | 11.0 |
| 取り組んでいない (n=9,932) | 8.1 |
Horizontal bar chart showing the central value of value-added growth rate by risk ring participation status. The chart compares '取り組んでいる' (n=6,030) at 11.0% with '取り組んでいない' (n=9,932) at 8.1%.
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1.経営者のリスクリングへの取組状況について、「取り組んでいない」は「取り組んでいないが、数年のうちに取り組む意向」、「取り組んでおらず、今後も取り組む意向はない」と回答した事業者の合計。
2.売上高の変化率、付加価値額の変化率は、2023年と2018年を比較して算出したもの。
3.付加価値額=営業利益+人件費+賃借料+租税公課。