第2-2-79図は、スケール変動状況別にイノベーション活動の取組状況を見たものである。これを見ると、「スケールアップ」の事業者は、「横ばい・スケールダウン」の事業者と比べ、イノベーション活動に「取り組んだ」と回答している
割合が高いことが分かる。この調査結果から一概にはいえないが、イノベーション活動は、スケールアップに向けて有効な戦略の一つであると考えられる。
第2-2-79図 イノベーション活動の取組状況(スケール変動状況別)
| スケール変動状況 | 取り組んだ (%) | 取り組んでいない (%) |
|---|---|---|
| スケールアップ (n=2,938) | 28.7% | 71.3% |
| 横ばい・スケールダウン (n=21,168) | 19.7% | 80.3% |
Stacked bar chart showing the percentage of companies that have implemented innovation activities, categorized by scale change status. The chart compares 'Scale Up' (n=2,938) and 'Flat/Scale Down' (n=21,168) groups. For 'Scale Up', 28.7% have implemented and 71.3% have not. For 'Flat/Scale Down', 19.7% have implemented and 80.3% have not.
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1.5期前と今期見通しの売上高を比較して、第2-2-6図の売上高区分を基に、上方遷移した場合を「スケールアップ」、スケールの変動がない場合又は下方遷移した場合を「横ばい・スケールダウン」と定義している。
2.ここでの「イノベーション活動の取組状況」とは、直近5年間程度における「プロダクト・イノベーション」又は「ビジネス・プロセス・イノベーション」の実現に向けた取組状況を指す。