第3章 ドライブのモードと管理
使用できるRAIDモード
各RAIDモードの特長は次のとおりです。各RAIDモードの設定に必要な台数のドライブが内蔵されていない製品では、該当のRAIDモードには変更できません。
メモ:
- ・ ドライブの使用モードを変更すると、ドライブ内のデータはすべて消去されます。変更する前にデータは事前に必ずバックアップしてください。
- ・ 本書において「復旧」とは、本製品内の状態(データを含む)を故障が発生する前に戻すことを表しています。故障したドライブからデータを読み出すことではありません。
- ・ ドライブの容量を設定画面で確認したときと、Windowsのドライブのプロパティから確認したときで、値が異なることがあります。実際に使用できる容量は、設定画面に表示される容量です。
- ・ 本項では、ドライブを4台搭載した製品の手順を例に説明します。お使いの製品によって画面に表示されるドライブの本数が異なります。
通常ドライブ
本製品内蔵のドライブを個々のドライブとして使用します。使用できる容量は、本製品内蔵のドライブの容量です。ドライブが破損した場合、破損したドライブのデータは復旧できません。
RAID 6モード
4台以上のドライブを1つのアレイとして使用し、2台のドライブにパリティ(誤り訂正符号)を生成しながらデータを書き込みます。使用できる容量は、RAIDアレイの作成に使用したドライブの合計容量から2台分除いた容量です。RAIDアレイの中のドライブ2台が破損してもドライブを交換すればデータを復旧できます。3台以上故障した場合、データは復旧できません。
RAID 5モード
3台以上のドライブを1つのアレイとして使用し、1台のドライブにパリティ(誤り訂正符号)を生成しながらデータを書き込みます。使用できる容量は、RAIDアレイの作成に使用したドライブの合計容量から1台分除いた容量です。RAIDアレイの中のドライブ1台が破損してもドライブを交換すればデータを復旧できます。2台以上故障した場合、データは復旧できません。
RAID 1モード
2台以上のドライブを1つのアレイとして使用します。使用できる容量は、ドライブ1台分の容量です。同じデータを複数のドライブに同時に書き込むので、構成するドライブ1台が破損してもドライブを交換すればデータを復旧できます。アレイを構成するドライブすべてが破損した場合、データは復旧できません。
RAID 0モード
2台以上のドライブを1つのアレイとして使用します。使用できる容量は、RAIDアレイの作成に使用したドライブの合計容量です。分散して書き込むのでアクセス速度が少し速くなります。ドライブが破損した場合、データは復旧できません。
RAID 10モード
RAID 1モードのアレイ2つをRAID 0として構成します。RAID 10を構成するには偶数台のドライブが必要です。使用できる容量は、RAIDアレイの作成に使用したドライブの合計容量の半分です。分散して書き込むので