コラム
1-1-4
新規輸出1万者支援プログラム
1. 新規輸出1万者支援プログラムの概要
「新規輸出1万者支援プログラム」は、経済産業省、中小企業庁、独立行政法人日本貿易振興機構(以下、「JETRO」という。)及び独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下、「中小機構」という。)が一体となり、新たに輸出に挑戦する事業者を支援するためのプログラムである。
2022年12月16日に開始した本プログラムでは、登録した事業者に対して、JETROのコンシェルジュがカウンセリングを行い、事業者の海外展開の目標や準備状況から課題を整理し、中小機構、JETRO及び各支援機関の支援策を提案し、輸出の実現に向けて一気通貫の支援を行っている。
コラム 1-1-4①図 新規輸出1万者支援プログラムの全体像
支援機関など
商工会議所、商工会
中小企業団体中央会、
自治体、金融機関 など
紹介
新たに輸出に
取り組む事業者
中堅・中小企業、
小規模事業者、
個人事業主 など
相談・登録
カウンセリング
提案
新規輸出1万者支援
プログラム
運営
経済産業省、中小企業庁
JETRO、中小機構
最適な支援策
支援機関など
JETRO、中小機構、
日本公庫、INPIT、NEXI など
関係省庁など
経済産業省、中小企業庁、
特許庁、農林水産省 など
資料:中小企業庁作成
本プログラムでは、輸出実現に向けた事業者のステージや抱えている課題や悩みに応じて、以下のような支援策を提案している。
(1)輸出準備ステージの支援
海外展開戦略の立案やターゲット市場の絞り込みが必要な事業者に対しては、中小機構の専門家が相談に応じ、輸出先の国・地域の検討、商材の市場適合化、ビジネスモデルの仮説検証等を支援している。
(2)輸出挑戦ステージの支援
輸出準備が整った事業者には、JETROによる輸出商社とのマッチング支援や海外ECサイトを活用した間接輸出、専門家による伴走支援や海外見本市への出展支援を通じた直接輸出の実現を支援している。
(3)輸出継続・拡大ステージの支援
輸出実現後も海外ビジネスの継続や拡大を図れるよう、自立化に向けて、社内人材の育成、資金支援、知的財産保護に関する支援、貿易リスクに関する支援を提供している。