次に、価格交渉及び価格転嫁率の状況について確認する 56 。2024年における価格交渉の状況を見ると、価格交渉を必要とした事業者の8割超で、価格交渉が行われていることが分かる。また、「発注企業から、交渉の申し入れがあり、価
格交渉が行われた」と回答した割合が「2024年3月」に比べて「2024年9月」では若干高まっており、発注企業からの申し入れが浸透しつつあるといえる(第1-1-48図)。
第1-1-48図 価格交渉の状況
| 調査時期 | 発注企業から、交渉の申し入れがあり、価格交渉が行われた | 受注企業から、発注企業に交渉を申し出、価格交渉が行われた | コストが上昇したが、発注企業から申し入れがなく、発注減少や取引停止を恐れ、交渉を申し出なかった | コストが上昇し、発注企業から申し入れがなく、受注企業から交渉を申し出たが、応じてもらえなかった | コストが上昇し、発注企業から申し入れがあったが、発注減少や取引停止を恐れ、発注企業からの申し入れを辞退した |
|---|---|---|---|---|---|
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2024年9月
(n=34,586) |
28.3% | 58.1% | 10.2% | 3.0% | - |
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2024年3月
(n=47,005) |
26.3% | 58.9% | 11.2% | 3.1% | - |
Stacked bar chart showing the status of price negotiations in March and September 2024. The chart compares five categories: 1. Initiated by client (blue), 2. Initiated by respondent (teal), 3. No negotiation due to cost increase/fear of order reduction (green), 4. Negotiated but no response (orange), 5. Negotiated but rejected (red).
資料:中小企業庁「価格交渉促進月間フォローアップ調査(2024年9月)」
(注)2024年3月、2024年9月の調査における価格交渉の状況について、「価格交渉は不要」との回答を除いた場合の回答分布を示したものの。
56 詳細については、中小企業庁「価格交渉促進月間の実施とフォローアップ調査結果」( https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/follow-up/index.html )を参照。