第2-1-49図は、イノベーション活動への取組姿勢別、従業員規模別に採用実績の状況を見たものである。ここでも、特に人材の不足感が強い従業員数30名超の事業者に焦点を当てている。「全体」について見ると、イノベーション活動を「主体的に実施している」事業者ほど「予定人数を採用」できている割合が高いことが分かる。さらに、この傾向は「従業員数100名超」の事業者でも同様であることが見て取れる。この調査結果から一概にはいえないが、イノベーション等を通じて魅力ある職場にしていくことが採用目標達成に寄与する可能性が示唆される。
第2-1-49図 採用実績の状況(イノベーション活動への取組姿勢別、従業員規模別)
(1)全体
| 取組姿勢 | 予定人数を採用 | 予定人数には未達 |
|---|---|---|
| 主体的に実施している (n=2,798) | 52.8% | 47.2% |
| 実施していない (n=12,687) | 46.7% | 53.3% |
Stacked bar chart showing overall employment status by innovation activity implementation.
(2)従業員数30名超100名以下
| 取組姿勢 | 予定人数を採用 | 予定人数には未達 |
|---|---|---|
| 主体的に実施している (n=976) | 48.0% | 52.0% |
| 実施していない (n=3,868) | 38.1% | 61.9% |
Stacked bar chart showing employment status for companies with 30-99 employees.
(3)従業員数100名超
| 取組姿勢 | 予定人数を採用 | 予定人数には未達 |
|---|---|---|
| 主体的に実施している (n=504) | 36.3% | 63.7% |
| 実施していない (n=1,248) | 28.7% | 71.3% |
Stacked bar chart showing employment status for companies with 100 or more employees.
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1.イノベーション活動に対する姿勢・取組状況について、「実施していない」は「必要性を感じているが、実施していない」、「必要性を感じておらず、実施していない」と回答した事業者の合計。「顧客・取引先からの要請に応じて実施している」と回答した事業者は除く。
2.ここでのイノベーション活動は、「プロダクト・イノベーション」又は「ビジネス・プロセス・イノベーション」の実現に向けた取組を指す。
3.採用実績は、直近3年間で従業員を「採用した」と回答した事業者に聞いたもの。
4.ここでの従業員数は、2024年に常時雇用する正社員、パート・アルバイトの人数について聞いたもの。